シュタゲ、各キャラのその後を考察してみた

ゲーム
じぇいく
じぇいく

もしもし、俺だ
”機関”に見つかった
……ああ、分かってる
そんなヘマはしない
ちゃんと警告してやるさ
この先には大いなる運命の結果(ネタバレ)が記されている
もしまだ女神の望むシナリオ(トゥルーエンド)を見ていないならここで引き返すがいい、とな
エル・プサイ・コングルゥ

奥さん
奥さん

なんて???

人は誰しも厨二病

トゥットゥルー☆
2025年の正月にプレイし始めたシュタゲエリートもハマりにハマって先日全ルートEDに到達しトロコン完了した。
某意識高い系YouTuber・Mなり社長が激推ししていた為、数年前にPS4で購入して積みゲーと化していたシュタゲエリートに手を出した。
いやはや、何故もっと早くプレイしなかったのかとまだ若い自分の右頬に平手打ちを叩き込みたい。
このゲーム、恐ろしいほど私の性癖にハマっていた
タイムリープ…SF…ディストピア…厨二病的表現。
若き自分にDメールを打つならこうだ

【至急シュタゲやるべし後悔なし】

人は誰もが厨二病的妄想をする時期がある。

かくいう私も昔は「俺は他人と違う」と人知れず、授業中に非現実的な妄想をしたことがある。

誰もが憧れた厨二病的妄想、その過去を持つ人は必ずこの作品をプレイ(視聴)することを勧める。

そんな恥ずかしいと思っていた全ての過去を肯定してくれる優しいものがシュタゲにはある。

各キャラの未来を推理する

シュタゲを最後まで見届け、その後の未来をキャラの性格価値観を考慮しつつ未来を考察した。

作品を見終わり、より余韻に浸れるよう、あなたが考えるクリア後のキャラの妄想の助けになれるよう尽力していく。

物語が終わっても各キャラと私たちは、一緒に未来へ歩んでいける。

そんな前向きにもなれる考察を用意した。

留意点
  • 筆者はシュタゲエリートのみプレイ
  • その他系列作品については一切知らない(ゼロ含む)
  • ネタバレ全開の為、トゥルーエンド到達者及びアニメ全話視聴者向け
岡部倫太郎

作中にて幾度となくタイムリープを経験し、幼馴染の死を何度も目にした岡部。
β世界線では救いにきたはずの最愛の人を自らの手で殺めてしまう。
その過酷すぎる経験から、恐らく作中登場する人物において誰よりも愛に満ちた性格になるだろうと推測する。
時空を歪め数多の人生を翻弄してしまう恐ろしさはリーディングシュタイナーである彼のみが知っている。
トゥルーエンド後もタイムマシンが開発されないよう、未来ガジェット研究部メンバーらと共に世界のありのままを肯定する存在になったと信じたい。

岡部のリーディングシュタイナーは必然?

世界線の記憶を引き継げる”リーディングシュタイナー”がなぜ彼だけに色濃く現れたか。
彼の性格を分析してみると見えてくる。
彼は作中、1度たりとも心が折れて諦めた事は無いのだ。
鈴羽エンド、あるいは紅莉栖エンドにおいて心が死ぬ直前までは堕ちているが、彼女らの励ましを受けて再度、心を奮い立たせ運命に立ち向かった。
”主人公だから”の一言で終わらせるには面白くない。
私たち自身の視点も考えてみよう。
何度も目の前で、妹のように守っていた存在が殺された。
何度やってもだ、何十回、あるいは何百回。
常人なら「彼女を助けるのは無理なのだ」と考え、その世界で生きていこうとならないだろうか。
‪実際私だったら最初の数十回はなんとかならないかと奮闘する。
しかし何度も眼前で命を散らされれば「自分には助けられない」「世界には抗えない」
心は折れて、彼女の死を受け入れてしまうかもしれない。
そもそも現実世界において、人が死ぬのは至極当たり前の事であり、

死んだ者は二度と蘇らないのだから。
私たちが死を受け入れ、人生の時計の針を進める事はごく自然な事だと思える。

しかし、岡部はそうではない。
彼だけは、まゆりの死は受け入れなかった。
彼はよく「まゆりが死んでいいわけがない」と語る。
私はそう思わない。
M4こと桐生萌果の発言には特段意外性はなかった。
「タイムマシン開発に椎名まゆりは必要でない」
事実、まゆりはバナナ調達以外でタイムマシン開発には貢献しなかったわけだから。
その点で言えば椎名まゆりが死んでしまうのは仕方がない、と薄情だが思える。
何度もまゆりの死を前にしたにも関わらず、絶対に死を承認しない岡部に少し異常性を感じたのは私だけだろうか。
彼は30代半ばになっても、世界が第三次世界大戦に突入し57億人もの命が奪われても、まゆりや紅莉栖の死だけは受け入れられず抗い続けたのだ。
という概念が現代よりもかなり近い環境にあるはずなのは想像にかたくない。
にもかかわらず彼は諦めなかった。
いかに執念深く、愛しきものに身を張れる存在なのかが分かる。
常人なら世界の再構成を受け入れるしかなかったのに、誰よりも執念深い岡部だけが「忘れてたまるか」と、「受け入れてたまるか」と世界線の記憶を持ち続ける事ができたのかもしれない。
シュタゲは作中通して、岡部の一人称視点である。
その為、岡部の持つ異常性に気づきにくい。
私たちの視点に当てはめて見る事で、彼がなぜリーディングシュタイナーの適正が高いか分かるだろう。
岡部は今後も、愛しき者たちを守るリーディングシュタイナーとして、

時空を歪め世界を操ろうとする数々の”機関”と人知れず戦い、私たちに平和を享受させているかもしれない。

牧瀬紅莉栖

トゥルーエンド後の世界線ではラボメンと交流がなくなった彼女。
私の見立てでは彼女はそう時間が経たずに、未来ガジェット研究部に帰ってくるはずだ。
岡部が腹部の怪我から退院した時、紅莉栖は命の恩人である岡部を探しさまよっていた
ラジ館事件7/28。岡部が戻った日8/21
そこから退院するまでに少なくとも療養する為に2~3週間は経過しているはず。
そう考えると紅莉栖と岡部が出会ったのは9月中旬くらいか。
実に1ヶ月近くもの間、岡部を探していた事になる。
1度アメリカに帰国し、再び来日した可能性もあるがそれはかなり低い。
恐らく血まみれで気絶していた紅莉栖は救急搬送された。

そして未成年だった彼女の母親に連絡が行ったはず。
一人娘が日本で事件に巻き込まれれば当然、母は娘の身を案じ日本にやってくる。
意識を覚ました紅莉栖が母親に「どうしても命の恩人にお礼を言いたい」と相談すれば未だ日本に居る事も頷ける。
無事に岡部と再会し、喪ったα‬世界線での記憶を朧気ながらも取り戻した。
最愛の人に再会した岡部と、紅莉栖が今後も親交を交わしていくのは想像に難くない。
居住地はアメリカにある為、頻繁に会う事は叶わないがサイエンス誌での活躍を見るに、公演や研究などを目的に来日する頻度はそれなりにあるだろう。
その時、気さくに接する事のできる同年代の未来ガジェット研究部の面々と会う事もごく自然である。

父との確執は?

父親との確執は本質的には解決されていない為、今後も父との関係に頭を悩ませる事は予想できる。
どれだけ紅莉栖が父へ素直に想いを吐露したところで、受け取る父親に問題がある為、岡部が言ったように7年の倍以上という月日が掛かりそうだ。
故に父親との不仲が要因で、再び岡部を想うようになる可能性はかなり高そうだ。

岡部がなぜ紅莉栖を身を挺してまで、父から守ったかを本人に語るとは思えないが、命を賭して守ってくれた岡部の信頼は高いと言える。
‪α‬世界線と同じように父の悩みを打ち明け、再び岡部は彼女の助けになるだろう。
タイムマシンの研究はラジ館事件を機に、彼女の中で終わったものと思われる。
紅莉栖がタイムマシン研究をしていた原因は父への憧憬から来ている為である。
ー長年不仲であった父に認めてもらい、仲を修復したい
そんな想いから、彼女は専攻でもない物理学の研究を行い、タイムマシンの基礎論を作り上げたはずだ。
しかしラジ館事件で父の本心を知り、彼女はタイムマシン研究に執着する理由がなくなった。
彼女は今後も狂気に踊らされる事無く、いち脳科学者として活躍していくだろう。

椎名まゆり

トゥルーエンドに到達したプレイヤーで、まゆりを「不憫だ」と感じたプレイヤーは一定数いると思う。
私も当初はそう考えた。
「これでは幼馴染だったまゆりが救われないではないか!」と。
しかし、考察を重ねていくにつれて私は彼女こそ本当の意味で「救われた」のはトゥルーエンドだと確信できる。
椎名まゆりはトゥルーエンドでようやく、生まれ変われたのだ。

岡部との共依存関係

椎名まゆりは岡部に明確に好意を抱いている。
異性として、というよりは自身を救ってくれた恩人としての好意が強いだろうが。
彼女が何故、岡部に対して想いを打ち明けないかは彼女の言葉で答えが出ている。
「やっと役に立てた」
車から岡部をかばった際の彼女の言葉が全てだ。
まゆりは恩人である岡部がずっと思い悩んでいても、彼の役に立てなかった。
それどころか自分の命を救う為、岡部がボロボロになっていく様は彼女は深い自責の念を抱かせた。

そんな彼の横に、不甲斐ない自分が恋人として立つのは想像の余地すらなかったと思う。
ー何とか彼の役に立てないか
ー恩返しができないか

その瞬間が叶った時、まゆりは死と向き合う最期の時まで安らかな満面の笑みを浮かべた。
それほどまでに岡部を想っていた。
紅莉栖が先に述べた理由により未来ガジェット研究部に身を置く環境はそう遠くない未来のはずだ。
誰よりも岡部を想っている彼女である。
すぐに岡部が紅莉栖を大切にしていると、気づくだろう。
トゥルーエンドにおいてまゆりはまだ、岡部への恩返しは終わっていない。
いまだ彼女の中で岡部と対等の関係は構築されていない。
互いを思う岡部と紅莉栖の背中を押す事はあれど、自身の気持ちを伝えるとは到底思えない。
私は岡部とまゆりの関係は、一種の共依存に近しい関係だったと考察する。
岡部はまゆりを救った事により、鳳凰院凶真として生きる事を決意していた。
鳳凰院凶真として生きる事は、まゆりが生きる理由そのものだったからだ。
どれほど他人から変人扱いされようが、振る舞いをやめる事はなかった。
キャラクターの属性付け…と云われればそうかもしれないが、改めて考えれば19という年齢において鳳凰院凶真としての振る舞いはあまりにミスマッチすぎる。
岡部はまゆりを救う事を口実にして、岡部倫太郎としての生きることから逃げていた。
彼が自身の名を間抜けっぽいと感じていたのがその証拠だ。
自己肯定感の低い者は自身の名を嫌う傾向がある。

ー岡部倫太郎では救えないが、鳳凰院凶真としてならまゆりを救える。
そんな思いから彼は鳳凰院凶真という姿を通じ、まゆりに依存していた。
まゆりもそれを理解していたはずだ。
自身のせいで岡部は厨二病としての振る舞いを辞められなくなった。
だが、その振る舞いを正すような事をしなかった。
あまつさえ自身を幾度も”人質”と名乗り岡部との関係性に依存していた。
きっとその関係性が岡部にとっても拠り所であると分かっていたのだ。
けれどこのままではいけないと彼女自身も感じていたのだろう。
まゆりは頑なに岡部を”鳳凰院凶真”と呼ぶ事はなかった。
鳳凰院凶真としての振る舞いを好んだが、彼女は一貫して岡部を凶真ではなく岡部自身として扱い続けたのだ。
紅莉栖がラボメンに戻った事で、彼女は岡部との共依存関係を終わらせるだろう。
‪α‬世界線においても彼女は人質をやめると岡部に伝えていた。
トゥルーエンド後は共依存から抜け出し、まゆりの人生は新たな局面を迎える事になるだろう。

居場所を与えられる存在へ

人質をやめる事により趣味のコス作りが、今度は着用する側になっても全くおかしくはない。
まゆり自身、コスプレにはまた着たくなる魔物が潜むと語っていた。
メイクイーンのメイドとしてバイトをしている事からコスプレを着ること自体に抵抗はなさそうだ。
ルカ子を始めクリスや萌果をコスプレ仲間に引き入れ彼女たちに新たな居場所を提供するかもしれない。
彼女たちはいずれも環境や交友関係に馴染めない経験がある。
そんな彼女たちにコスプレという、いつもと違う自分になれる特異な場を与え自信を持たせる。
そうなれば岡部がまゆりに居場所を与えたように、まゆりが誰かに居場所を与える事ができるのだ。

自分では直接、岡部の役に立てなかったと感じていたまゆりが、居場所を与えたクリスやルカ子、萌果を通して岡部の役に立てれば、彼女自身も恩返しができたと心から思えるかもしれない。

橋田至

声優の関智一様のお声や、彼の放つHENTAI発言はシリアス展開が濃くなっていく後半ほど助けになった事から私は彼が一番好感の持てるキャラクターだった。
プレイ中は基本的に彼の反応が一番、常人らしく共感した。
ダルには天才的なIT技術がありながら、勇気や度胸を持ち合わせないいわゆる”優秀な普通の人”と描写されていた。
彼のトゥルーエンド後は唯一確定すべき事項がある。
彼が誰かと結ばれ、その間に子、すなわち鈴羽が生まれるという事。

ダルはモテるべくしてモテる

彼が今後、相手を見つけるのは意外でもなんでもない
ダルは他者を受け入れ、思いやれる優しい心の持ち主だ
会話に癖がある岡部と友人として付き合っていたりと、包容力もある。
公演していた紅莉栖を未来ガジェット研究部へ招いたり、推しであるフェイリスの自宅へ悩むことなく押しかけられる事から積極性にも長けている。
そんな彼に想い人ができれば相手に対し恋愛的アプローチをするのは自然だ。
鈴羽が未来において父親は太っていなかったと発言した事から、もしかするとアプローチをきっかけにダイエットした可能性がある。
シュタゲエリート時点では相手を特定するのは難しいが、恐らく趣味仲間の線が濃厚だ。
彼はSF研究のオフ会に参加したり、コミマにて熱心にグッズ集めするなど同じ趣味を持つ異性との交流はたくさんあるだろう。
持ち前の積極性と優しさで結婚へたどり着くのはそう遠くない未来のはずだ。

社会的成功を収めるか

ITスキルが高い彼は平和な未来において、就職先は引く手あまただ。
2025年においてITやテクノロジーは必要不可欠な存在になった。
シュタゲの未来においても同様に、彼のようなIT分野に強い人材は大きく活躍するだろう。
私の考察では、意外と起業して成功していそうな将来も見える。
萌えを好むダルとフェイリス、まゆりが共同して秋葉原に店舗を構える事もあるかもしれない。
フェイリスは秋葉原一帯の地主である為、融通がきく。
彼の周りにはいくらでも輝かしい未来を手に掴むチャンスがあるのだ。

過去に価値をあげよう

いかがだっただろうか。
今回は主要キャラ4人にスポットを当てて、各キャラが歩む未来を考察した。
どのキャラクターも‪喪われたはずのα‬世界線での記憶はなくとも、希望に溢れた世界へ歩み出す事が予想出来た。
いずれも幾多のタイムリープを経て、友人たちと苦悩を共にした岡部が”なかった事”にはせず、前へと進んだからだ。
時空を操り、文字通り神の如き能力を経た岡部が選んだものは、1秒1秒を平和に過ごせる平穏だけれど大切な時間だった。
私たちが当たり前のように享受している穏やかで変わり映えのない毎日は、ものすごく価値があるものだったのだ。
人は誰しも過去を変える事ができたら、と考える。
もし過去に戻って、より良い選択ができたらと。
しかし、過去を変えてしまえば今あなたの隣にいる家族や大切な人たちの絆、関係性はどうなるだろう。
岡部は過去を変えた際は必ず、多少なりとも周囲の環境や関係性が変化していた。


あなたが今、手にしているもの、今まで貴方が歩んできた毎日に価値をつけられるのは他の誰でもなく貴方自身なのだ。
シュタゲのトゥルーエンドは岡部が変えてきてしまった数々の世界線を無駄にはしないと誓い、ようやくたどり着いた世界だった。
私たちも、今まで過ごした時間を、意味のあるものだったと、素晴らしい道のりだったと、そう考えて明日からの1日もまた一緒に歩んでいこうと思う。

今、私が過去にDメールを送るならこうだ。

【我が人生に一片の悔いなし】


今回は主要キャラ4人だったが、この考察記事のPV数が多ければ他のキャラにおいても考察してみよう。

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